浮かぶ机

それはそれはつまらない日記です。

2020/3/7

今週、電車の中で読み始めたのは外山滋比古の「思考の整理学」という本。80年代の本なのに、現代の生活と照らし合わせてもうなずけたり身につまされたりすることばかりで、人間や社会の本質が何十年かで変わることなんて、そうそうないのだろうと思う。「サピエンス全史」を読んだ時も感じたけど、いくらテクノロジーが進歩しても、生き物だからね。 

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

 

 家で一人でパソコンをいじる時間がゆっくり取れた。ついつい仕事のメールや資料をチェックしてしまうが、これは癖になると非常に良くない…。月曜の朝にゼロから対応するのが嫌だから、つい先回りして、メールの返信の下書きだけ作ったりしてしまう。

ふと、留学中や昔の旅行の写真を見返すなどした。「こんなの撮ってたっけ?」というものも多く、なかなか新鮮な驚きがあった。特にアフリカの写真には多様な動物の姿があふれている。

遠い所に行ったときや珍しい物を見たとき、いつもカメラを覗くことにばかり夢中になってしまう(ただし人物や自分を撮ることには興味がない)。その都度、写真撮りすぎかな、もっと肉眼でその場の景色を楽しんだ方が良いのかな、と反省気味に思うのだが、こうして見ると、その時目に入ったものを何とか残しておくのもなかなか味わい甲斐がある。

タイ料理を食べすぎた。イベントの中止などでそもそも街に人が少ないので、普段は混んでいるお店でも、静かに落ち着いておいしい物を食べるのには良い機会だ、というのが今日の学び。体調がおかしくない限り、ちょっとおいしい外食には喜んで出かけようと思う。