浮かぶ机

それはそれはつまらない日記です。

Orientation Week

Orientation Weekが終わった。毎日ぎゅう詰めのスケジュールで課題(演し物、RPプレゼンなど)もあった。なかなか思い通りにならないことが多くてちょっと気分が落ちたり、フラストレーションが溜まる。

・銀行口座を開きたくてBarclaysに行ったが、電話ではアポ不要と言われたのに、店頭ではアポが必要だと断られ、結局11/4までは開けない。他の銀行に変更するには、学校からのレターをもらい直さなければならない。

TESCOにオンライン注文したが、寮の受付では受け取れないことを知らず、再配達を頼むことになった。再配達は受け取れたが、塩のびんの蓋が開いて袋の中にすべてこぼれていた…。

・夕飯を食べたいが、寮の共有キッチンは他の住民がミーティングのようなことをしており、入りにくい雰囲気。夜中に食べる覚悟で待っている。

 今週少し嬉しかったのは、PCディスプレイと掃除機が届いたことだ。ディスプレイが大きいと大分快適である。机に向かう気が湧く。あとはマウスが来れば完璧。

 昨日の夕方には入学式のようなWelcomeイベントが体育館であったが、最初の学長のスピーチらしきところだけ聞いて、足早に出てきた。開始時刻になってもなかなか始まらないあたり、いわゆる日本の大学の入学式とは全然違う。

 一番のネックはやはり語学で、思うように発言できないこと。劇のアドリブを英語でさらっとできる人がうらやましい。普段の講義や雑談で得られる情報量も違う。クラスメイトにも徐々に相手にされなくなったら寂しいなと思っている。課題の指示も聴き取れなかったりする。おそらく30-40%しか理解できていないのではないか。もちろん他の日本人留学生も苦労しているようだから、引け目を感じることはないのだが、やはり悔しいなと思う。クラスのRepresentativeにも一つも立候補しなかった。でも焦ることはない、自分のペースでよいと思っている。体を壊したら元も子もない。Term1は学業で手一杯になりそうなので、様子を見ようと思う。

 そして、予期していたことではあるが、「リーダーシップ!」「外向的に!」「コンフォートゾーンから出て!」など、苦手な言葉のオンパレード…。一学年上の卒業生にMBAの目的を尋ねられた時、言葉足らずながら、「知識を得るため」的なことを言ったら、「MBAは知識を得るところではない」と否定されたりして、少しむっとした。学びに来たんだから少しは新しく知れることもあるのではないのか。ファイナンスマーケティング等、経験者にとっては基本的なことでも、こっちは知らないのだから重要な情報である。ただ、ソフトスキルや人を相手にしたスキルが知識以上に大切なことは十分理解しているつもりだ。新しいことに挑戦することも楽しそうだと思う。音楽部はもちろんだが、Public Speakingのクラブ活動にも興味がある。土曜に訪ねてみようと思う。MBA の中でEnergyクラブができるなら参加したい。

 Orientationのフィナーレは、なかなか感動的なものだった。最後に挨拶したオリエンターは、とても内向的で授業中もほとんど発言しなかったが、今はそのことを少し後悔していると語った。自分と似たタイプに思えたので印象的だった。言葉の困難はあるが、発言をためらうことは全くないと思った。成し遂げたいことと恐れていることを付箋に書き、恐れていることをちぎって捨てるという「一番大切なワーク」もやった。短い短い大切な一年だ。思い通りにならないことや、生活のストレスにとらわれずに、一時一時を噛み締めて過ごしたいと思う。何でもすぐ「めんどくさい」と思ってしまう癖を何とかしたいものだ。というより、「めんどくさいと思わずに喜んで取り組めること」さえ見つかればよいのだが。