浮かぶ机

それはそれはつまらない日記です。

ざわざわ

世の中がざわざわしている。Twitterを見てるだけでも疲れる。

週末はスーパードラマーの先輩のライブを聴きに行った。大学生の頃にタイムスリップしたような、不思議な気分になった。軽音サークルに入っていて、毎週、いや週に何度も?色んな仲間の演奏を聴きにライブハウスに出かけていた。自分でも少し、やってみたっけ。自分が属せるバンドがあることが、嬉しくて仕方なかったのだ。形だけでも、絶対的な居場所があると感じていた。「このバンドのベースというパート」は、自分しかいないからだ。上手な友達のバンドを見ると、悔しくなったこともある。

そんな青臭い当時のことを思い出し、スラップベースの音で感覚がフラッシュバックして、ちょっと赤面しながら聴いていて、ずっと続けていくことの尊さを感じた。あり続けるものに感謝したくなった。今の自分にはないもの。情熱、エネルギー、何かをやり続けたい、やり遂げたいと思うこと。

タバコの匂いか、人の多さからか、いつの間にか生じた頭痛を抱えて、あ、CD、買っとこうかな、後で注文しようかな、なんて物販を横目に見ながら、そそくさと会場を出てしまった。他にも誰か知ってる人、来ていたかもしれないのに。会いたいような、会っても何話したらいいか分からないような。

帰ってきて、寝込んだ。色んな思いが込み上げてきていた。15年間、何をしてきたっけ。今日みたいにまた、戻れる時と場所が、あるんだろうか。

月曜まで何となく体調がすぐれなかった。今日は出勤した。仕事は順調。お昼にはラーメンを食べた。昨日今日と、インドの友人2人から相次いでからメッセージが届く。一人は求人案内、一人はバルセロナでの思い出の写真を送ってくれた。日常は続いていく。その中で一瞬でも思い出してもらえて嬉しい。

家族の話題もウイルスの話ばかりだ。みんな元気でいてほしい。

画面ばかり見ていては疲れるので、この本を読み始めた。雑学的な感じで読みやすく、面白い。

脳には妙なクセがある

脳には妙なクセがある

  • 作者:池谷 裕二
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2012/08/01
  • メディア: 単行本