浮かぶ机

それはそれはつまらない日記です。

転職して2年

仕事に飽きてきた。

在宅で残業もなく、こんなにゆるゆると働ける職場がそうそうないのは分かっている。

でも人と話す機会もほとんどなく、自由なアイデアや意見を発信する機会もない。というか求められていない。

 

確かに自分の強みを生かせる仕事ではある。ストレスはない。報酬も悪くない。

しかし不思議なもので、大きい組織で振り回されていた時のストレスや緊張感を少し懐かしく思ったりもするのだ。

人間とは何て勝手なものだろうと思う(私が勝手なだけか)。本当に、ない物ねだりばかりしている。前に転職した理由は、「在宅で静かに個人作業の仕事をしたい」からだった。そして幸運にも、その望みを叶えることができた。

 

でも今は、改善もアイデアも求められず、頼まれた調査業務を、仕様通りに淡々とこなすだけの日々に飽きてきた。刺激がほしい。この先のビジョンが見えない。

 

あれほどリーダーシップという言葉を毛嫌いしていたのに、少しそういう経験もしてみたいかな、なんて思い始めている。「MBAなんて」から、「せっかくMBAも取ったんだし」、に変わりつつある。もう少し沢山の人と関わって、戦略や企画をするような仕事もいいかも、もう少し高収入を目指しても良いかも。

 

これでは一生落ち着かないじゃないか。年齢的にもう転職も可能か分からないけど。

 

自分の本当の望みがよく分からないので、しばらくどうしたいのか悶々とするだろうな。

2020/5/5 もくもく会に参加させてもらった

今日は「もくもく会」に初めて参加する機会があり、どんな感じで何を学んだか、忘れないうちに記録しておこうと思います。

もくもく会とは

www.businessinsider.jp

 

今日の会は2時間で、大まかな流れは以下。

15:00-15:20 PC前集合、雑談(check-in)。各自、「今日何をやるか」の表明。 

15:20-17:00 各自作業

17:00-17:15 進捗結果共有、雑談(check-out)。

 

<良かったこと>

・決まった時間に予定を入れて他のメンバーと約束する形なので、「何となくやるつもりだったけど結局やらなかったんだよなぁ」という自堕落な状況を防げる。

・最初に「この時間はこれをやる」とコミットし、最後に報告の場があることで、適度な緊張感を持つので、他のことに逃げなくなる。

・終了時刻に向けて「残り〇分なので、ここは飛ばしてここまで読もう」など、計画的に進めやすい。

・さすがに寝ないw

<課題>

・事前準備の段階である程度マイルストンを決めておくと、作業にメリハリがつきそうだと思った。例えば「30分で〇ページまで読む」、「目標〇問解く」、等。

・会の最初と最後に行うメンバーとの情報共有には、短く的確に要点を伝えることが必要だが、話下手な自分にはこれもあまり簡単でなく、一種のプレゼン・コミュニケーションの訓練になると感じた。

 

<作業内容>

現在、資格取得などの明確な学習目標は特にないが、「何かしら勉強したい」という思いがあるので、原点回帰で化学の学び直しと、次の学びのきっかけとして興味を持てそうな情報に触れる時間にしたいと思った。

1.「化学序説」(大学の教科書)を読む。

www.kinokuniya.co.jp

「第2章 原子」を読み進めようと開始30分ほど奮闘するも、波動関数のところがどうにも分からず、同じところを何度も読むループに陥るw 時間ももったいないので、諦めて次に行くことに。

 

2. 最近話題の化学ネタってどんなん?ということで、ACSアメリカ化学会)のサイトから見つけた「食べられるパッケージ」の記事を読む。

cen.acs.org

これはなかなか面白かった。

概要

環境負荷低減・サステナビリティの観点から、可食材料を食品等のパッケージに用いる取り組みが進んでいる。海藻やジャガイモでんぷん、牛乳プロテインなどが使われる。飲料をカプセルに閉じ込める技術を持つロンドンのNotpla、海藻からストローを作るニューヨークのLollware等のスタートアップ企業が紹介されている。単に可食というだけでなく、栄養価の高さや、従来の包装材に勝るバリア性能を強みとする素材も開発されている。

市場規模

世界全体で20億ドルの見込み。

課題 

①パッケージの外側にホコリが付くなど衛生的な問題があり、結局外側をさらに包装する必要性が出てくる。

②消費者のマインドセット→パッケージの栄養価値をアピールすることで解決を図る。

③原料が食糧と競合すると本末転倒(バイオ燃料と同じ問題…)

④高価格。

感想

ラソンランナーの水分補給やアウトドア用途・機内食等に応用するなど興味深いアイデアだったが、記事が公開された2020年1月26日時点から4か月足らずで世の中が一変した現状を踏まえると、当初予定通りの事業展開は難しくなっているのではないかと感じた。一方で、病院や感染予防(食器を共有しなくて済む)への応用も期待できそうな技術だと思った。

 

3. 単純に好奇心で選んだ、全く毛色の違う文献を読む。宇宙の塵について。

link.springer.com

意外な事実をいくつか知ることができた(宇宙業界では常識なのかも)

・地球には、一日に30-1000 tもの宇宙塵が漂着する。

ISS国際宇宙ステーション)は一日に50-150mずつ高度を下げている。地上から新たな部品を打ち上げてドッキングする時に、勢いで押し上げ戻している。

・宇宙の塵は10km/sの速度で動いているので、小さな粒子でも部品の表面(太陽電池等)に衝突するとダメージを与え、劣化を早めるという問題がある。

・塵は、小惑星由来のものから人工のものまで様々。人工物では、ロケットの固体燃料に使われていたAl2O3が最も多い。そのためソ連は液体燃料に変えた。

ISSで飲み水1Lを手に入れるには2万ユーロかかる(輸送の手間)

 

4. 3.を飛ばし飛ばし何とか読み、残り5分のところで1.の教科書に戻って再チャレンジするも、やはり分からず。もっと簡単な本で復習する必要を感じながら、終了。

いつも以上に人にも会わずダラダラと過ごしがちな連休の中で、少しキリっとしたひと時となり、「時間の共有」がもたらすインパクトに驚き、感謝。勉強のターゲットは、引き続き探索していきたい。

2020/3/15

気分が落ち気味である。億劫になってしまい2日間外に出なかった。無料公開している「ドラゴン桜」1-11巻(下記リンク)をずっと読んでいた。月並みだが、目標があってそれに打ち込む日々を過ごすというのは素晴らしいことだろう…少なくとも、そのように見えはする。

https://note.com/mitanorifusa/n/n434b28927f27#LSTn8

自分の大学受験の頃ってどんなこと考えてどんな風に過ごしてたか、あまり覚えてない。そんなに志望校や受験に対して一直線ではなかった気がする。一応自分を鼓舞したり、頑張ってる感は出すものの、実際さぼってばかりだったし、早く受験終えてバンドやることしか考えてなかったし、「頑張ってる受験生のフリ」してただけだったかな。

かといって学校行事に精を出すこともなく、「受験に関係ない授業は無駄」とか生意気言っていた。学費とか親にかかる負担も全然考えたことなく、今思えばかなり甘ったれで幼稚で自立心のない受験生だったと思う。現在もあまり変わってないけど。

何事もほどほどにはうまくできるけど、ある程度から先、「何が何でも!」という打ち込みや馬力が出せない人間になってしまったなぁということを最近悶々と考える。初めて、ちょっとはまって、ちょっと上達して、何か困難そうなことがあると何かと理由をつけて辞める。どうもこの行動パターンが身についてしまったようだ。多分、本気で目指したい目標に全力でぶつかって失敗するのが怖いから、「ちょっと頑張れば行けそうなところ」で妥協するようになってしまったのだろう。そのうちに、それが本当の目標なのか、無意識に決めた妥協点なのか、自分でもよく分からなくなってしまった。何をやるにしても、常に少し冷めた目で見てしまうのだ。

もう今更目標ややりたいことを無理に探すようなこともしないし、その時に興味のあることをダラダラやるだけだけど、決めたことを簡単に投げ出さずに何年も熱意を維持して走り続けられる人には、羨望の思いしかない。

2020/3/7

今週、電車の中で読み始めたのは外山滋比古の「思考の整理学」という本。80年代の本なのに、現代の生活と照らし合わせてもうなずけたり身につまされたりすることばかりで、人間や社会の本質が何十年かで変わることなんて、そうそうないのだろうと思う。「サピエンス全史」を読んだ時も感じたけど、いくらテクノロジーが進歩しても、生き物だからね。 

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

 

 家で一人でパソコンをいじる時間がゆっくり取れた。ついつい仕事のメールや資料をチェックしてしまうが、これは癖になると非常に良くない…。月曜の朝にゼロから対応するのが嫌だから、つい先回りして、メールの返信の下書きだけ作ったりしてしまう。

ふと、留学中や昔の旅行の写真を見返すなどした。「こんなの撮ってたっけ?」というものも多く、なかなか新鮮な驚きがあった。特にアフリカの写真には多様な動物の姿があふれている。

遠い所に行ったときや珍しい物を見たとき、いつもカメラを覗くことにばかり夢中になってしまう(ただし人物や自分を撮ることには興味がない)。その都度、写真撮りすぎかな、もっと肉眼でその場の景色を楽しんだ方が良いのかな、と反省気味に思うのだが、こうして見ると、その時目に入ったものを何とか残しておくのもなかなか味わい甲斐がある。

タイ料理を食べすぎた。イベントの中止などでそもそも街に人が少ないので、普段は混んでいるお店でも、静かに落ち着いておいしい物を食べるのには良い機会だ、というのが今日の学び。体調がおかしくない限り、ちょっとおいしい外食には喜んで出かけようと思う。

無計画

平穏な日曜だった。三度寝して、寝すぎたけどこんな日も悪くないなと思う。

天気が良いのでベランダでチャップスを洗って干した。部屋の埃を少し掃除して、後はルンバにやってもらった。洗濯もした。何となく気分は明るく、すっきりした。

昨日は栗毛の馬に乗った。速歩の座りの練習をひたすらした。どちらかというと、重くて発進に苦労することは多いのだが、昨日は逆にスピードが出てしまって、抑えるのに苦労した。どうも揺れに翻弄されてしまうと、冷静に考えてコントロールすることが難しくなる。手綱を引きすぎていたのかもしれない。馬が首を上下に振ってしまっていた。「馬に安心してもらうにはとても時間がかかる」と教わった。そうなれるように気長に取り組みたいものだ。

反動でお尻が痛いのと制御がうまくできないので疲れてしまい、駈歩をする勇気は出なかった。姿勢は少し真っすぐにできていたようなので、それは良かったのかな。

今日は相変わらず、筋肉痛がひどい。肩も背中もお腹も腿もふくらはぎも痛い。どれくらい乗れば軽減してくるのだろうか。しんどいけど、大分暖かくなってきて良い季節なので、なるべく運動続けられたらいいなと思う。

数週先の週末の予定を立てるのが億劫に感じたりする。旅行の予約をしても、その時になって気が乗らなかったらどうしようとか、最近予定を決めるのに慎重になりがちだ。他に何があるわけでもないんだけど。

夜は前から気になってた近所のお店に、行こうかなー、と思ったんだけど、調べたら日曜休業だった…。作るのもめんどいので、出前を取った。

 

 

ざわざわ

世の中がざわざわしている。Twitterを見てるだけでも疲れる。

週末はスーパードラマーの先輩のライブを聴きに行った。大学生の頃にタイムスリップしたような、不思議な気分になった。軽音サークルに入っていて、毎週、いや週に何度も?色んな仲間の演奏を聴きにライブハウスに出かけていた。自分でも少し、やってみたっけ。自分が属せるバンドがあることが、嬉しくて仕方なかったのだ。形だけでも、絶対的な居場所があると感じていた。「このバンドのベースというパート」は、自分しかいないからだ。上手な友達のバンドを見ると、悔しくなったこともある。

そんな青臭い当時のことを思い出し、スラップベースの音で感覚がフラッシュバックして、ちょっと赤面しながら聴いていて、ずっと続けていくことの尊さを感じた。あり続けるものに感謝したくなった。今の自分にはないもの。情熱、エネルギー、何かをやり続けたい、やり遂げたいと思うこと。

タバコの匂いか、人の多さからか、いつの間にか生じた頭痛を抱えて、あ、CD、買っとこうかな、後で注文しようかな、なんて物販を横目に見ながら、そそくさと会場を出てしまった。他にも誰か知ってる人、来ていたかもしれないのに。会いたいような、会っても何話したらいいか分からないような。

帰ってきて、寝込んだ。色んな思いが込み上げてきていた。15年間、何をしてきたっけ。今日みたいにまた、戻れる時と場所が、あるんだろうか。

月曜まで何となく体調がすぐれなかった。今日は出勤した。仕事は順調。お昼にはラーメンを食べた。昨日今日と、インドの友人2人から相次いでからメッセージが届く。一人は求人案内、一人はバルセロナでの思い出の写真を送ってくれた。日常は続いていく。その中で一瞬でも思い出してもらえて嬉しい。

家族の話題もウイルスの話ばかりだ。みんな元気でいてほしい。

画面ばかり見ていては疲れるので、この本を読み始めた。雑学的な感じで読みやすく、面白い。

脳には妙なクセがある

脳には妙なクセがある

  • 作者:池谷 裕二
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2012/08/01
  • メディア: 単行本
 

 

穏やかな日曜日

今日も家でのんびりしていた。昨日家族が作ってくれたブリ大根の残りに味が染みていて、とてもおいしかった。

昨日読んだ本の影響で、ちょっと写真を撮ってみたくなったので、手持ちのコンパクトデジタルでどんなことができるのか、少しいじって試してみた。本に書いてあった明るさやホワイトバランス調整の他、ピクチャ機能もあって、モノクロやワンポイントカラー、レトロ風など質感を色々調整できることが分かった。

今まで全然使いこなせてなかったけど、今回知ったことで、できることの幅が広がりそうだ。一眼レフを買うほどの踏ん切りはなかなかつかないけど、今度出かけるときはカメラを持っていこうかな。というか会社の昼休みに公園とかに撮影に行くのも良いかも。

夜は、とある飲み会でタイ料理屋さんへ行った。辛いけどすごくおいしかったし、友達や新しい人にも会えて、すごく楽しかった。家族も一緒だったし、気心の知れた少人数での飲み会はあったかくていいな。

明日は在宅で仕事。集中して捗りますように。